バレエ整体の効果を画像で1 子供編 [バレエ 整体 子供]
子供バレエのみなさんに前後左右開脚の方法を指導しています
今回はバレエを始めたばかりの小さなお子さんの
柔軟性や関節の可動域、悪い姿勢がバレエ整体の調整で
改善していった例を画像でご紹介します
ある6才の子供のお母さんは、前から気になってはいたけれど
バレエのレッスンを見た時に 多くのお子さんたちの中で
自分の娘の身体が(カエル脚)硬いのと姿勢が良くないことが
わかり、当院にお越しになりました
神戸バレエアーツではまず始めに
全身の関節可動域と筋肉の状態を調べます
バレエやレッスンなど色々とお子さんの普段の様子を聞かせて
いただきながら、45分から1時間くらいの時間を必要とするでしょうか
姿勢をチェックしてみると、立ち方が曖昧な感じがありますが、
これは幼いお子さんには良くあることです
ただ、カエル脚はかなりやりにくそうな感じですが
この子の場合は筋肉が硬いのではなく、股関節周囲の
靭帯や筋肉、筋膜が動きにくい状態になっていました
肩が前にきて猫背がちで膝が曲がっています
カエル脚もかなり硬い様子ですね
この例のような6才くらいの幼いお子さんは一般の整体院に行っても、
あまり経験のない治療家は医療事故を敬遠して断られることが
よくあるそうですが、当院ではいくら若いお子さんでも大丈夫です
実は 私はバレエ整体を専門にする以前は小さなお子さんから
中年のみなさんの変形性股関節関節症や特発性側弯症といった
治療技術の中でも最も難しいと言われる疾患を専門に診ていました
その際、必ずレントゲンやMRI,CTスキャン等の画像で患者さんの
表面からはわからない深い部分(骨の変形、軟骨、椎間板)の様子を
出来るだけ把握した上で治療行為を行ってきました
参考 http://jirikiseitai.blog.so-net.ne.jp/2010-04-20-
患者さんからお預りしている返却不要の病院の画像CDとレントゲンフィルムです
今では使われなくなった10年以上前からのフィルムもかなりあります
これは根本的な治療をする上でとても大切なことで、
わたしが治療を始めた初期から続けてきたことです
そうしなければ、深部の状態を把握しないで行う調整では
患者の身体を痛めてしまうかもしれないリスクを避けるために、
表面的な治療しかできないからです
普通に歩くことさえ痛くて辛くて、杖を使って歩いているみなさんの
治療と経過観察を長年繰り返してきたことで、普通では
なかなかできない経験と治療効果を上げる技術を磨くことが出来ました
その技術が現在のバレエ整体で生かされているのです
ですから、どうぞ安心して幼いお子さんでもお連れ下さい
さて話はもとに戻りますが、あの6才のお子さんは
1回の調整 (初回は4時間かかります)で股関節がずいぶん
動きやすさがでて、このように変化してくれました
カエル脚がきれいにできるようになりました
2番グランプリエのカエルもできました
左右開脚も綺麗に出来ていますね
そして膝もきれいに伸びて、バレエ向きの反跳膝になりました
その後、自宅でも出来るとても簡単な姿勢改善レッスンをおぼえて
繰り返してもらうことで、若い身体はとてもよく変化してくれました
そしてその後は、日常生活の注意点です
X 悪い座り方 O こちらを習慣にしましょう
このお子さんの股関節はもともとかなり内旋できてしまうので
バレエをするならこのような内側に向けて座ることは
将来マイナスにしかならなず、バレエが上手になりたいなら
外向きにあぐらで座るようにおぼえてもらいました
猫背は日常生活の片寄った習慣で悪くなっていくことが多いですが、
肺疾患、心臓疾患をわずらっていたり、それらの手術した後は特に
猫背になりやすさがありますので、そういったお子さんでお悩みを
お持ちのお母さんも治療をしながら相談にものっていますので、
どうぞ、お気軽にお越しください